あれ欲しい、あれ買いたいと思うときドーパミンが放出される。
ドーパミンとは報酬が手に入ると認識したとき放出される神経伝達物質である。
調べるとドーパミンはいろいろ面倒なヤツだということがわかる。
少し紐解いてみよう。
- ドーパミンの放出それ自体で幸福感を感じることはない
- 興奮がもたらされるだけである
- ドーパミンの衝動に任せて行動するとろくな結果にならない
3つ目ののドーパミンの衝動に委ねてしまうとは、例えば甘いもの食べたいと思ったときにチョコレートケーキを食べるだったり、毎日メロンソーダーを飲み続けるといった行動をとってしまうことだ。
結果は言わずもがな肥満まっしぐら。そして自己嫌悪に陥り、活動的になることができず、場合によってはうつ状態になってしまうことも。
では、ドーパミンが放出されないほうが良いのか。実際は脳に異常が見られない限りそういうことにはならないそうだが、研究では、ドーパミン放出がゼロになるということは欲望がゼロになってしまうということなので、そうなったらそうなったで今度は無気力状態になってしまうという。
ドーパミンに委ねても最悪の場合うつ状態、そしてドーパミンがなくても最悪うつ状態に。
それでは我々はドーパミンに対する考えだったり、心構えをどうすれば良いのか。
ひとつの考え方は、欲望を仕分けしドーパミンに対して意識的になるというものだ。
欲望の仕分けを自分なりにしてみた。
■悪い欲望
- 物欲
- カネがほしい
- 大金持ちになりたい
- 甘いものが食べたい
- 酒を飲みたい
- 虚栄心に駆られる
■良い欲望
- チャレンジして自己効力を得たい
- 知的好奇心を満たしたい
- 自分の成長に働きかける
ドーパミンが放出されたとき良い欲望にフォーカスしていけばきっと良い生活が送れるはずだ。
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