自己啓発

誘惑に負けないためのエクササイズとは?

誘惑に負けないために役立つだろう一つの簡単なやり方を書いてみる。

それは、呼吸を遅くする、というもの。

なぜ誘惑に負けない状態に近づくか。

  • 気分が落ち着く
  • 感情をコントロールできるようになる
  • 誘惑や問題に対処する余裕が生まれる

という流れだ。

具体的な方法は次の通り。

  • ゆっくりと完全に息を吐く
  • 息を吐くことに意識を集中する
  • たっぷりと息を吸う
  • 呼吸のペースは1分間当たり4回まで減らすのが理想
  • 1分間に12回以下になれば、心拍変動は確実に上昇する

これを練習すれば、ストレスに強くなり意志の力も上昇させることができる。

努力を続ける方法はあるのか?

ためになる考察を拝読した。

人は、少しよいことをすると、今度は自分の好きなように行動してもよいだろうと思ってしまう。 

例を挙げてみよう。

  • サラダをセットで食べるとジャンクフードの摂取量が増える
  • エクササイズをするとスイーツを食べてもよいと思ってしまう
  • 勉強を少ししたらゲームをしてもよいと思い長時間やってしまう
  • 仕事で結果を出すと、会社のカネで少しくらい飲み食いしてもいいだろうと思う などなど

これはきっと誰にでも思い当たる節があることだろうし、胸が痛くなってしまう。我々は自ずと努力を止めてもよい理由を探してしまうそうだ。しかしそういった行動が日常的に誘惑に負けて自分にとって最も大切な目標を達成できない要因だとしたら、我々はどのように対処したらよいのか。

効果的な方法は以下のようなものだそうだ。

  1. よい事をした時、「なぜよい事ができたのか」と尋ね、そうすることでいわゆる誘惑というごほうびが下らなく思えてくる
  2. 目標に自分を重ね合わせ、よい事をしても誘惑に目が眩まないようにする

2つ目は当たり前のようで何の示唆もないが、結局目標を立てることの重要さということだろう。

ドーパミンて何?ドーパミンはコントロールできるのか?

あれ欲しい、あれ買いたいと思うときドーパミンが放出される。
ドーパミンとは報酬が手に入ると認識したとき放出される神経伝達物質である。

調べるとドーパミンはいろいろ面倒なヤツだということがわかる。
少し紐解いてみよう。

  • ドーパミンの放出それ自体で幸福感を感じることはない
  • 興奮がもたらされるだけである
  • ドーパミンの衝動に任せて行動するとろくな結果にならない

3つ目ののドーパミンの衝動に委ねてしまうとは、例えば甘いもの食べたいと思ったときにチョコレートケーキを食べるだったり、毎日メロンソーダーを飲み続けるといった行動をとってしまうことだ。
結果は言わずもがな肥満まっしぐら。そして自己嫌悪に陥り、活動的になることができず、場合によってはうつ状態になってしまうことも。

では、ドーパミンが放出されないほうが良いのか。実際は脳に異常が見られない限りそういうことにはならないそうだが、研究では、ドーパミン放出がゼロになるということは欲望がゼロになってしまうということなので、そうなったらそうなったで今度は無気力状態になってしまうという。
ドーパミンに委ねても最悪の場合うつ状態、そしてドーパミンがなくても最悪うつ状態に。

それでは我々はドーパミンに対する考えだったり、心構えをどうすれば良いのか。

ひとつの考え方は、欲望を仕分けしドーパミンに対して意識的になるというものだ。
欲望の仕分けを自分なりにしてみた。

■悪い欲望

  1. 物欲
  2. カネがほしい
  3. 大金持ちになりたい
  4. 甘いものが食べたい
  5. 酒を飲みたい
  6. 虚栄心に駆られる

■良い欲望

  1. チャレンジして自己効力を得たい
  2. 知的好奇心を満たしたい
  3. 自分の成長に働きかける

ドーパミンが放出されたとき良い欲望にフォーカスしていけばきっと良い生活が送れるはずだ。