2019年 1月 の投稿一覧

銀行員はオワコンなのか、いや、そもそも厳しいでしょという話

これから到来するとされるAIの時代に
負の影響を受けるであろう職業はいくつもありますが、
そのひとつである銀行員、とは言ってもここではAIとの
関係ではなく、そもそもその銀行員という職業は
どうなのかについて考えてみます。

参考図書
『信じていいのか銀行員』
 

ここで著者の山崎先生は銀行員の適性について
次のように挙げています。

  • 大人になっても、勉強が苦にならない
  • 銀行内での出世を自分の価値観とすることができる
  • ストレスを我慢することに自信がある

さらに、入社時の学歴などの序列がずっとついてまわる
システム、 また、他業界に比べはるかに権威が高い人事部に
自分の人生を委ねざるを得ない、という環境である、と
著者は述べています。

相対的に銀行員はサラリーマンとしてもらえる給料は
確かに高いといえるかもしれません。
しかし、上に挙げた厳しい適性条件、そしてslavelyな環境、
さらにそしてAIに代替される可能性が高い、
などなどを考えるとなかなかそのサラリーだけではシーキビな
人生だなと感じざるを得ない、そんな風に思う人は
多いのではないでしょうか。

パウエルプットについて考察する

2018年12月のFOMC以降、2019年明けにかけて
マーケットはリスクオフとなりました。

そんな中、日本時間1月5日に行われた全米経済学会の
パネルディスカッションにてFRBのパウエル議長の発言が
ハト派寄りであること中日本が好感されて、マーケットの弱気が
払しょくされたかのようになっています。

これをパウエルプットと呼んでいますが、
ここでは、パウエル発言の深堀と今後の予想を書いてみます。

参考記事
パウエルFRB議長 「今年は柔軟な政策決定が可能」

まずはプット発言を取りあげます。今メディアではパウエル氏の発言の
ポジティブな側面しか取りあげていないように見受けられますが、
それは以下のようなものです。

  • FRBは利上げに向けた既定路線を進んでいない
  • 経済を支える政策手段を総動員する用意がある
  • われわれは経済動向を見極めつつ忍耐強く挑む
次にあまりメディアに取りあげられていない
今回のパウエル発言におけるタカ派な箇所を取りあげます。

そしてまず前提として、この記事はQE縮小がリスクオフの
キーとなっている、という立場を取っています。

WSJの記事から、少しまとめて抜粋します。

パウエル氏はこの日、株式市場の急落は
資産圧縮の影響だという見方には同意しない
と述べた。

また、ポートフォリオ縮小は最近の市場急落の
大きな要因ではないはずだとの見解をしめしつつ

「もし違った結論に至れば、われわれは変更を
いとなわい」とも述べた>

青字で強調している部分に注目します。
柔軟な姿勢を見せているようにみえますが、
結局は、根本の考えは12月のFOMC時と
変わっていないとみるのが自然では
ないでしょうか。

一言でいうと、QE縮小はまだ問題ないと考えている、
とパウエル氏は言っているのです。

2019年1月9日現在パウエルプットはまだ続いていますが、
今後はこの資産圧縮を継続した場合の影響が
まだまだ出てくると考えられます。

生活の質を上げる睡眠とは

日々効果的に生活するために
毎日しっかりと睡眠をとりたい、
または睡眠がとれるようにコントロールしたい
とが誰もが思うことではないでしょうか。

しかし、理由はわからないが目が冴えてしまったり、
気になることがあって眠ることが難しかったりして、
睡眠のリズムがずれることはよくあります。

また、眠ることができないとそのことが
気になりさらに眠れなくなったり、
スマホを使って時間をつぶすなんて事もあるある話ではないでしょうか。

そのような時でも翌日に悪影響がでないようにする
睡眠方法は以下の通りです。

  • 7時間横になっているだけで睡眠と同じ効果が得られる
  • 全身の力は抜く
  • 目は瞑っておく
  • 目を使うと脳を休めることができない
  • 何かを聞いたりして耳を使うことは大丈夫

参考資料

結論

眠れなくてもスマホは厳禁。
じっとしているのは大変だったりしますが、
呼吸をゆっくりにして何かを聞きながら横になる、
というのがベストです。
試してみる価値は大アリです。

 

関係詞連鎖を説明する

関係詞連鎖の英文に出会うと、
その知識がないと文の構造について
頭の中が?になります。

例えば、以下のような英文に出会うと少し考えてしまいます。

『英検準一級 リスニング問題』より

Wu and his team of reseachers have managed to replicate this on a thin,
flexible sheet that he hopes will cover smartphones.

上の例文では青字の that he hopes will cover smartphones が関係詞連鎖です。

関係詞連鎖とは、

関係代名詞が作る従属節の中に、従属接続詞thatが作る名詞節があり、
関係代名詞がそのthat節の中ではたらく現象のこと
(名詞節のthatは省略される)

をいいます。

上の英文で考えると関係代名詞はthatです。
省略されている従属接続詞thatが作る名詞節は、
that that will cover smartphonesになります。
この名詞節は、he hopeの目的語にあたります。
関係代名詞thatは、名詞節の中で主語の役割を担っています。

※参考直訳
ウー教授と彼の研究チームは、彼がスマートフォンのカバーになると望む
薄くて弾力性のあるシートの上に何とかしてこれを複製した。
 

洗濯物はなぜ乾くのか

水の沸点は100度と習いましたね。

ではなぜ衣服の濡れた状態であるその水は、
100度でないのに乾くのか、について書いてみます。

水の特徴

  • 水はある程度まとまった状態だと100度で沸騰する。
  • 水をどんどん小さくしていくと、実は沸点も下がっていく。
  • 水の粒をどんどん小さくして水の分子が一つになると、それは気体である。

結論

衣服についた水は、粒が非常に小さいので、
沸点はとても低くなっており、
100度でなくても乾く、ということです。

武田先生の教養チャンネルより勉強しました。↓

not until を使った強調構文

頻出のnot untilについて書いてみます。

not untilが出てきたときは、

  • 強調である
  • 倒置されている
  • 直訳では、~まで~ではない、となる
  • その直訳では、前から訳す英語脳では理解しずらい(個人的見解)
  • 英語脳では、~になってはじめて~する、と訳していく

ガーディアン紙より以下の英文があったので、検討してみます。

It was not until the 13th game that Konta secured her first break point of the match and finally she broke her opponent’s grip to offer hope of a comeback.  

It was not until ~ that S V となっています。
~になって初めてSVすると訳していいでしょう。

英文を読んでいてnot untilにもういちいち止まる必要はありません。

参考直訳
13ゲームになって初めて、コンタは試合で最初のブレイクポイントを確保し、ついに~

後半のboke her oppnent’s grip のニュアンスがわかりませんでした。
どなたか教えていただけるとありがたいです。

文頭に NOT がくる英文

文頭にNotがくる英文について、書いてみます。

出会った英文はこちら

Not a single structure remained intact after bombing.

文頭にNotに出会った場合は、

  1. 強調するために文頭にNot(否定語)を持ってきている
  2. 倒置文となる
  3. 強調される対象を見抜く
  4. この分では強調される対象は、a singleである
  5. 強調される対象が動詞ではないので、主語structureの前にdidはこない

前もって以上が知識として引き出しにあれば、
つまり強調である、倒置される、と分かれば、
このような文に出会っても、
前から訳す英語脳で対応できます。

参考直訳
爆発の後、損なわれないままでいた構造物は、一つもない。