almost を「ほとんど」という意味で覚えていましたが、
しっくりこない文に出会ったので、考えてみます。
準一級でる単より
The plot to kill the prime minister almost succeeded.
青字の部分ですが、日本語の感覚で考えると、
「ほとんど成功した」要は成功したと考えがちですが、
この英文は、ほとんど成功だったが、結局のところ成功しなかった
という意味になります。
almost を辞書で調べると、
- 副詞である
- もう少しで、九分通り
という意味になっており、
ある状態にもう少しでなるが、今はその状態になっていない
という感じです。
「almostはマイナスのニュアンスである」と
考えればよさそうです。
「ほとんど」という日本語はプラスの意味、
つまりその状態にほぼなっている、とも捉えることも
できます。
その場合は、
almost all
のように all をつける事になります。
例えば「ジュースをほとんど飲んだ!」は、
I drank almost all the juice!
とすればOKです。
※参考直訳
首相を暗殺する策略は、成功しそうだった。