書籍『ファスト&スロー』から表題について
書いてみます。
人間は、頭に思い描きやすいものを
真実であると考えたり、
重要であると判断してしまう
傾向を持っている、と言われています。
この傾向のまま行動してしまうと、
流れに身を任せて行動する、
という事と同じになり、結果に対し
かなり偶然性に委ねてしまう事になります。
偶然性に委ねることを避けるためには、
思い描きやすさよりも思い出したその内容に
注意を払うようにすべきです。
そうすればリスクは排除されていきます。
それはつまり、脳みその労力を意図的に使わなければいけない
という事ですが、以下の場合、流れに身を
任せてしまいがちと言われていますので気を付けましょう。
- マルチタスクをしている
- ご機嫌で気分がハイである
- 気分が落ち込んでいる
- 対象について生半可な知識を持っている
- 直感を信じる傾向が強い
- 権力を持っている
※参考文献
『ファスト&スロー』